クッキーを焼いたら溶けた?後日談!

Oden.Q&A
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クッキーを焼いたら溶けた事件の後日、再度同じバタークッキーを製作した。
そしたらなんと今度はクッキーは溶けずに綺麗に形を保ち焼き上がったのである。
(当たり前)

今回クッキーが溶けずに焼き上がったポイントをお伝えしていく。

先にポイントの結論を挙げていくと・・・

バターをしっかり混ぜて、生地の温度をしつこいくらい上げないことが大切だと感じた。
前回より自信がついた分、細かく解説していこうと思う。

クッキーを焼いたら溶けた状態とは?

溶けたバタークッキー

クッキーを焼いたら溶けるなんて、そもそも何?という方はこちらの記事をぜひ読んでいただきたいが、クッキーを焼いたら溶けた状態とはこの写真のような状態を指す。
※一応記しておくが、成形している。丸めただけだが。

手間暇かけて(2時間くらい)作ったクッキーの生地をオーブンへ入れた瞬間・・・
全てのクッキーが溶けて一枚板のように繋がり、大きなクッキーの生地が出来上がった。

・・・。

苦労して成形したあの時間はなんだったのだろうか。
ここから焼いたところで当初想像していたクッキーは絶対に出来上がらない。と断念したが、
次第にオーブン内では何かの生き物のように蠢き、成長しているように思わせるクッキーの生地に心がバキバキに折れた私は若干癒されてしまった。
ここまできたら香ばしいクッキーのようなお菓子が出来上がれば良い。と香りに身を任せ、狐色を目指し焼きあげた。

それがトップ画像にも付いている溶けたクッキーの正体である。

クッキーを焼いたら溶けないようにする対処法は?

では、早速この記事の本題に入る。
対処法の鍵を以下に記す。

1,バターを超混ぜて、砂糖も超混ぜる
2,成形時から機敏に動く
3,クッキーの生地を冷やす場所を予め冷蔵庫内・もしくは冷凍庫内に用意する。
4,型を抜いた後にも若干冷やすと尚安心

1,バターを超混ぜて、砂糖も超混ぜる

前回クッキーを焼いたら溶けた時の反省点にあまりバターを混ぜていなかった、むしろバターと砂糖を一緒に入れて混ぜた荒ぶり具合。

では、今回バターをどれくらい混ぜたかというと、
本当のマヨネーズかと思うくらい混ぜた。
ちなみにここでお菓子作り苦手な人の意識としてはバターを溶かしてしまえば良いのでは・・・と思ってしまいがちであるが、溶かした時点で調理終了である。
そのバターでは一生クッキーを目指すことはできないだろう。
詳しくは下記記事を参考にしてくれたら嬉しい。


そんなこんなで、クッキーだからといって手を抜かず、バターをマヨネーズを目指して混ぜ切っていくことをおすすめする。

残りのポイントをまとめると、温度の管理と段取りといったところになるので、
まとめてお伝えしていこうと思う。

2,クッキーの生地には広いところで、冷やしくつろいでもらおう

クッキーの生地はとにかく冷そう。

冷蔵庫は整理してオーブンの天板が入るくらいの場所は作っておこう。

今回、完成したクッキーの冷やし方は下記の通り。
・綿棒で生地を伸ばしたら10分〜15分程度冷凍庫に入れる(どうしても長時間冷やしたくない姿勢)
・型抜きをしたら今度は冷蔵庫へ入れてオーブンの予熱中温度を下げる

クッキーの生地は触っても手に全くつかないくらいに自立した状態でないと、
材料によって溶ける可能性があるので要注意である。

クッキーの生地は約2時間程度冷蔵庫で休ませるとレシピに書いてあるが、前回冷蔵庫内1時間くらいで手を抜いた。
その結果、型抜き中もどんどん若干生地がゆるくなっていき、案の定不安を持ちながら焼いたらクッキーは溶けた。
なので、クッキーの生地がちょっとでも扱いづらくなってきたらすぐにちょくちょく冷やせるように、
冷蔵庫内は空っぽにした状態で臨めるとベターである。

なぜ、生地を休ませるのか?

前回の記事でもちょっと触ったが、自分の理解のためにもおさらいしたいと思う。

小麦粉に含まれるグルテンを使ってクッキーをはじめ、パンなども作る。
グルテンはこねたり、水分と反応して強化されていくが、そのままグルテンが強化された状態で焼くと固く焼き上がってしまう。
パンはこのグルテンを利用して膨らんでいくが、クッキーはこのグルテンを出さないように焼くことで、サクサクとした食感を楽しむことができる。
回答が薄いかな・・・

クッキーを焼いても溶けないようにするために

ぜひこの写真と前回の写真を見比べてほしい!

クッキーってやっぱり綺麗に焼けると嬉しい。
今回再度作ってみて、お菓子作りは温度管理がとにかく大切だと改めて感じた。
(あと段取り・・・)

そう考えると、やはりお菓子作りを知っていくためには、クッキーは良い課題かもしれない。
知れば知るほど面白いので、どんどん勉強していこうと思う。

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