お菓子作りに失敗した時の落ち込む原因を探る

Oden.Q&A
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お菓子作りに果敢にチャレンジしたものの、
最後にお菓子作りの失敗と対面した時、想像を絶するほどの落ち込みを経験する。
大抵、お菓子作りの失敗は、仕上がり最後に私たちの目の前にドカンと現れて落ち込ませてくるのだ。

ということで、今回はお菓子作りに失敗して落ち込まないためのポイントや秘策を考えてみた。

物語もお菓子作りもハッピーエンドを推奨していきたい。

お菓子作りの忘れてしまいがちなポイントのひとつ↓

お菓子作りのレシピの中で謎なポイントのひとつ↓

お菓子作りに失敗して落ち込む理由は?

Closeup view of burned gingerbread cookies

お菓子作りをする頻度の少なさから失敗が増えやすく、お菓子作りにかかる労力から落ち込んでしまうと考えられる。
お菓子作りを毎日行っている人はそもそも少ない。
料理については、食事をしないと人間として生きていくことができないからこそ、個人差・大小あれど関わっているのだ。
お菓子作りは圧倒的に少ない頻度の関わりだからこそ、私たち(一般人)にとって難易度が高いのだ。
また、大抵のお菓子作りは約2時間の所要時間である。

その2時間の間に材料の良い香りに癒され、お菓子作りをしているという優雅な感じを味わい、終盤には大量の洗い物とちゃんとした疲れが体に残る。
これで仕上げ最後に失敗をしてしまうと、それは大変落ち込んでしまう。

結論、お菓子作りで失敗して落ち込むことは仕方がないのだ。
お菓子作りで失敗した時はまずは2時間頑張った自分を褒めてあげてから反省会を行おう。

お菓子作りに失敗して落ち込む、原因は何?

お菓子作りの失敗原因を考えてみた。(私の経験より)

・空間の確保、清潔に保つための工夫ができていない

・材料の計量ができていない、または誤っていた

・基本のパーツ作りへの理解

・材料の特性への理解

・順番を間違えた

まとめると、お菓子作りの失敗原因は準備と知識不足である。
ただ、準備はコツを掴めば誰もができる。

知識不足はいかようにも対応ができないと感じてしまうところだが、実は大切なことはレシピにしっかり書いてあるので、”ある程度までは”私たち一般人にもカバーできるのだ。
それぞれのお菓子作りの失敗原因に対して簡単に補足していく。

1.空間の確保、清潔に保つための工夫ができていない

ある程度の場所がないとお菓子作りはできない。

なぜなら、お菓子作りに使用する道具の量は料理やパン作りの比ではないくらい多いからだ。そして洗い物は料理・パン作りとは異なりなかなか途中で行えないため、道具もたまっていくという理由から置き場所も必要なのだ。
また作成途中の材料を冷やしたり、焼いたり、冷ましたり、混ぜたりとたくさんの工程がお菓子作りには登場する。

冷やす場合にはバットや氷を置ける場所が必要になることもあるし、それを冷蔵庫や冷凍庫に入れる場所も確保しなければならない。
キッチンが広くない人はダイニングテーブルを活用して、お菓子作りに挑戦しよう。
ちなみに空間も大切だが、初心者の方には以下のふきんセットを用意することをおすすめする。

・台ふきん×2枚
初心者は生地が跳ねたり、チョコがボールの外側についたりと、汚れが様々な場所で発生するため、頻繁にふきんを使用することが想定される。
台ふきんは2枚あると安心。濡らしておこう。※作るとわかるだろう

・手についた生地などを拭く用のふきん
台ふきんと同じく濡らした状態のものを用意しよう。台ふきんでも良いのだが、衛生的にやはり気になるところなので、別で用意した方が無難。

・1/4カットにしたキッチンペーパーとアルコール
器具を拭く時に使用。また何かしら汚れた時にサッと拭けるものがあると心みだれることなく、お菓子作りに集中できる。

・食器用ふきん×2枚

お菓子作りは器具も多い故、洗い物も多い。
同じ器具を洗って使うこともあるだろう。食器用ふきんはびしょびしょになりがちなので、2枚くらいあった方がベター。※1枚でもよい

以上のことから、お菓子作りを始める前の環境づくりは意外と大切なポイントだと考えている。

ふきん テーブルダスター クロス 業務用

2.材料の計量ができていない、または誤っていた

お菓子作りの失敗ポイントとして定番である。

まずは、お菓子作りの流れとは・・・
作る環境を整え、全て計量を終えたところがようやく下準備に入るくらいだと思っておこう。計量という作業は、お菓子作りにおいてスタートラインにも入っていないのだ。

計量を終えてないのにレシピの工程を進めることはできない。
お菓子作りは絶対に手早く進めないといけない工程があるからこそ、計量は全て事前に終わらせよう。
途中の計量は計量を誤ってしまう原因にも繋がるので、ゆっくり落ち着いて計量は行おう。

事前に材料を探すときは富澤商店がおすすめである。
創業104周年とだけあって、お菓子作りにおいて必要なものは99%揃うだろう。

3.基本のパーツ作りへの理解

ケーキ作りには基本のパーツというものが存在する。

スポンジ、別立てスポンジ、タルト、シュー生地、ムース・・・
それぞれのパーツの作り方やポイントが全て異なる。

同じ器具を使い、同じく薄力粉と卵を混ぜる、という工程なのに全く器具の使い方が異なるのだ。

ただ、言ってしまえばお菓子作りは基本のパーツを覚えてしまえば、基本のパーツを応用して様々なお菓子作りを楽しめる。

それぞれのパーツの作り方を身につけることはもちろん簡単ではないが、身につけてしまったらきっとお菓子作りが楽しくなるだろう。

4.材料の特性への理解

Close up view of butter sliced on cutting board against blue wooden background

お菓子作りはそれぞれの材料の特性を活かして、レシピが考えられている。
バターの特性や卵の特性は知っているだろうか。
薄力粉の特性は。

レシピ通りにお菓子作りの工程を進められる人はそこまでこの理解は必要ないかも知れないが、レシピを間違えてしまう人や手を抜いてしまう人へは特性への理解が非常に効果的である。

例えば、別立てスポンジ用に卵黄を抜いて卵白を混ぜる時、ボウルに必ず油分がついていないか確認をする。
なぜかというと卵黄には油分が多く、卵の中に空気を抱え込むことを邪魔してしまう特性があるから、卵白だけでまず混ぜているのだ。
せっかく分けているのにボウルに油分がついていたら・・・卵白に油が入ってしまい意味がないのである。
油は至る所に存在する。指にもスプーンにもついているかもしれない。
なので、卵白を扱う時は必ず清潔な状態で泡立てるのだ。
この通り、お菓子作りに出てくるポイントには必ず意味がある。
特性を理解することでポイントを見過ごすことなく、お菓子作りを進めることが出来るだろう。

5.順番を間違えた

3. 計量を間違えた、4.材料の特性への理解をする、に繋がってくるが、お菓子作りは正しい計量をしても材料を足していく順番を間違えると失敗してしまう。

例を挙げるとスポンジ作り。
卵に砂糖を入れてたくさん混ぜてから、薄力粉を入れて生地を作っていく。
この材料を順番を守らずに一気に入れてしまうとどうなるか。

・砂糖を入れる理由は、卵に粘性をつけて、簡単に泡が消えないようにするため、全て一気に入れると泡が消えやすくなり泡立ちが悪くなる=膨らみにくい

・小麦粉がダマになってしまう

・砂糖が溶け切らずジャリジャリした食感になる

そのほかにもたっっっくさんある!!!
長くなるので別の記事でご紹介していきたい。

お菓子作りに失敗して落ち込む、対策は?

やや原因についてが長くなってしまったが、まとめると・・・

・簡単なレシピを選ぼう

・レシピを読んで流れを理解しておく

・計量は完璧に済ませておく

・広い場所を確保し、調理器具も全て出しておく

・拭くものはたくさん用意しておく

・誰かにあげたい時は事前に試作が必要

今の時代は動画もあるので、工程ごとのポイントや動きは事前にチェックしておくとより成功に近づける。
インターネットにはたくさんのレシピがあるが初心者にとってはどれが簡単で、どれが難しいかがわかりにくいため、お菓子作りのレシピ選定の際は動画を活用していきたい。
レシピ選定はお菓子作りで失敗しないための最大の対策である。

おすすめは共立スポンジ。クッキーみたいに時間がかからないのが挑戦しやすいところ。
最初は味も食感も期待できないが。

スポンジとホイップクリームだけ作って、チャチャっとばななを巻けば某まるごとばな○の完成である。これも立派なお菓子作りである。

お菓子作りに失敗しても、楽しもう!

ここまでタラタラと、お菓子作りの失敗についての私の熱い気持ちを書いていきた。
なぜならお菓子づくりは少しだけでも理解できると楽しいから。
それが伝わるようにと書いていたらだいぶ大作になってしまった。

お菓子作りはやってみないとわからないことが多いからこそ、失敗して学んでいくことが1番の近道なのである。
失敗しても落ち込まずに次のお菓子作りに活かしてレベルを上げていこう。

写真はスパイスパルミエパイ。
とっても簡単なので後日レシピを公開予定。

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